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真夜中遊園地

Y:こんにちは。花粉はすべてきな粉に変わるべき、中百舌鳥雪之丞です

S:こんにちは。煮付けは甘い方が好き、当麻寺忍です

Y:前回のあらすじ。忍さんは高速いないいないばあにより見事深きものを手懐けました

S:語弊がある

Y:間違ってへんと思うけどなあ…

S:シュババッ

Y:や め て

S:対・中百舌鳥の武器を手に入れた気分だ

Y:あーおっかし…さて気を取り直して、あっちの3人はどんな感じやろか

 

Y:お三人さーん

T:うん?

L:ちょっと待って、計算し直してっから

Y:うん、出来次第でいいから自己紹介してって

S:前回はそういうの端折ったけどな

A:私の?PCの?

Y:どっちもかなあ

L:これ興味Pって興味なかったらどうしたらいいんだ?

Y:何かに興味持ってください

A:年齢はどうすればいいの?

Y:今回はPLの実年齢で合わせてもらおかなあ

(※年齢の算出方法がわからないのでもうしわけない)

T:じゃあ俺からでもいいか?

Y:どうぞ

 

T:こんにちは。最近深爪しました、神田川匡です

S:お大事に

T:PCはこんな感じだが大丈夫か?

Y:見た目だけはチートやね。モデルさんなんですか

T:この美貌は人の見せないといけないと思った

Y:唐突にナルシシズム発揮しはるなあ…。

T:PCのことだからな?

Y:分かってますって。技能はどんな感じですか?

T:これでいいか?

Y:ええと…応急手当や忍び歩きは…?

T:登山趣味だからな。野生動物との遭遇を避けるために身についた

Y:体力なさげやのになあ…

 

L:こんにちは。さっき猫にパンチされました、リーザ・一ノ瀬です

T:どんまい

L:出来たぞ

Y:お、ほんま?見せて見せて

L:これでどうだ?

Y:んーと…まあまあ平均的やね

L:それだけ?

Y:背が高くて頭がいいってのはリーザちゃんのまんまやね

L:言うことがないんだな?

Y:そういうこと

L:技能だけど…

Y:オカルト部員って?

L:学校の部活。17歳だと大体職業もクソもねーだろ

Y:EDUも普通やもんね。了解

Y:投擲は?

L:ナイフ投げを練習した。中学の時

Y:なるほど中二の病やね

 

A:こんにちは。サボテンが枯れました、桃木野朱です

L:切ねえな

A:あたしもいいかしら?

Y:うん、見して

A:はい

Y:はい。…えーと

A:何か間違ってたかしら

Y:ゴリラかな

A:やっぱりそう思う?

Y:技能は?

A:どうぞ

Y:んー

Y:…はい、大体問題ナシです

A:あら、皆には色々聞いたのに

Y:じゃあ、値切りは?

A:家が貧乏なの。兄弟が多いから

Y:へえ

 

 

Y:最後に忍さんも

S:変わり無いけどな

Y:導入やから我慢して

S:仕方ねえな

Y:…はい、確かに

S:技能はこうだ

Y:了解です

S:あっさりしてんなあ

Y:技能にいないいないばあ付け加える?

S:いらん

 

Y:全員のキャラが出揃ったところで、今回は御堂筑波様のシナリオ『真夜中遊園地』をプレイしたいと思います

L:あたし初めてなんだけど大丈夫?

S:俺以外未経験者だろ?

Y:まあそんなに難易度高ないシナリオやから大丈夫やと思うで

Y:因みにさっきの朱さんのも含め振り直しナシでやってるで。よろしくね

A:さっさと始めましょ

Y:急かすなあ。ほしたら始めるよ

 

 

Y:ある日皆さんは、「近場に遊園地ができるらしい」という噂を聞きました。

L:おお

A:犯罪が増えないかしら

Y:ネガティブやねえ。ちょっと知識振ってもらってええ?

 

当麻寺忍(70)>77 失敗

リーザ・一ノ瀬(55)>98 ファンブル

神田川匡(70)>24 成功

桃木野朱(75)>36 成功

 

L:は?

Y:ちょっっ…と想定外やなあ…

A:幸先悪いわね

Y:ええと…じゃあ、匡さんと朱さんは、その遊園地の建設運営をしている会社が、最近耳にするようになったとある企業だと気付きます。リーザちゃんは遊園地に気を取られて小テストで赤点を貰いました

L:ぎゃんっ!

T:企業?

Y:そう。で、そんな噂も日常の中に溶け、皆さんはいつもと変わらん一日を過ごします。そしてその日もいつも通り眠りにつきます。

Y:気がつくと、そこは遊園地でした。

Y:幼い頃両親に連れられてきた懐かしい賑わいの中に、何故か皆さんはいました。いつの間に乗ったのか、メリーゴーランドで遊んでます。懐かしのオルゴールのメロディが流れ、馬がそれに合わせ動いています。

Y:「これは夢だ」そう認識した皆さんは、現実の忙しさから逃れ、夢の中の遊園地の雰囲気に飲まれてゆきます。

Y:メリーゴーランドに乗ってしばらく揺られていると、皆さんは唐突な眠気に襲われます。今まで夢の中の眠気というものを体験したことがあっただろうか。落ちないように、棒に掴まって一周をやり過ごします。

Y:降りた途端、強烈なまでの違和感を覚えました。

Y:そこは先程まで猥雑とした場所であったはずです。しかし、そこに賑わいの面影はありません。そこにいるのは皆さん4人だけでした。いくら夢の中とはいえ、それは異常なまでの静けさです。

Y:スピーカーから流れていた愉快な音楽は「キィィィ…」という不快なノイズ音に変わっています。寂れた空気がただただ不安感だけを煽っていきます。

Y:人の気配どころか、鳥の声も何も一切の生を感じさせない。花壇の花も色褪せて見え、その悪寒はぞるりと心を撫でていきました。

Y:「ただの夢ではない」異様な不安を察し始めた皆さん。ハイお待ちかね、SAN値チェックです

 

当麻寺忍(30)>50 失敗 30-1=29

リーザ・一ノ瀬(55)>48 成功 減少なし

神田川匡(35)>44 失敗 35-1=34

桃木野朱(35)>17 成功 減少なし

 

S:初っ端から…

A:男二人でビビったのね

L:貧弱だな

Y:ちょお待って、そう言えば初期SAN値皆低ない…?

L:マトモにあんのアタシだけじゃねえ?

T:こんなのでこの先大丈夫か?

Y:ま、まあ進もか…

 

Y:いつの間にかポケットの中には遊園地の地図が入っていました。文字が滲んでいて読みにくいです。それぞれ何か記号は記されていますが、今ひとつそれが何かはわかりません。

S:地図?

L:解読は?

Y:そやねえ、アイデア振って

 

当麻寺忍(70)>35 成功

リーザ・一ノ瀬(85)>99 ファンブル

神田川匡(80)>72 成功

桃木野朱(40)>61 失敗

 

Y:……うーんと、じゃあ忍さんと匡さんはビビりながらも、地図の裏に四角い欄が5つあり、そのうちひとつにスタンプが押してあるのを見付けます。その横には文字が書かれていました。

 

【遊んでスタンプを集めよう】

 

Y:あとリーザちゃんは紙で指を切りました

L:いたい!

Y:ダメージはなしでええよ。それより君の今後が心配やわ

S:大事なところではファンブルしないでくれよ

Y:ほんまに僕からも女神に祈っとくわ。じゃあ探索タイムやで。RPどうぞ

 

S:「何なんだ急に…」少しビビりながら辺りを見渡すぞ

A:あたしは恐る恐るリーザちゃんに近付くわ。「あたし以外に人が居たのね!」

L:朱さんに近付かれた。「なんだテメー!テメーがアタシを攫ったのか!?」

A:「失礼ね、あたしは警官よ?」警察手帳を…

Y:あ、それやねんけど、夢の中やから持ち物はナシでお願い

T:設定した意味

A:仕方ないわね…「あたしは桃木野朱。目が覚めたらここに居たわ。君も同じなんじゃない?」

L:「う……」言葉に詰まるぜ

A:「ねえ、明らかにここおかしくないかしら。一緒に出口を探さない?」

L:なあこれアタシの視点からしたら朱さんめっちゃ怪しくねえか?

Y:しゃーないな…どうしよ、RPでどうにかできそうになかったら説得振る?

 

桃木野朱(60)>28 成功

 

L:「お、おう…アタシはリーザ…」釈然としないながら名乗る

T:「お前らも迷ってるのか?」俺は二人に近付く

A:「そうよ。どうせあそこでボケっとしてる男もそうなんじゃないかしら」

S:俺か?

L:だろーな

A:ってことで合流よ

Y:やや強引にまとめた感もあるけどしゃーないね。じゃあもうお互いに名乗りあって、スタンプラリーの件も共有したってことで

S:おう

 

Y:メリーゴーランドは園の中央にあるようで、ぐるりと見渡せば東西南北にそれぞれコーヒーカップ・観覧車・ミニSL・ジェットコースターとあるのが見えます。距離はどこもおんなじくらいです。

 

S:なるほど、各記号はこんなところか(画像変わる)

L:どこから回るとか決まってんの?

Y:決まってへんのがTRPGのおもろいところやでリーザちゃん

T:ふうん…地図から見るに、ここから見えてないところにも何かあるみたいだな

A:じゃあ何か分かってるところから回ればいいんじゃないかしら

S:それもそうだな

L:ならアタシ観覧車行きてえ

S:なんでまた

L:高い場所から園内見りゃ何か分かるかもしれねえだろ?

T:なるほどな

A:じゃあそうしましょうか

Y:観覧車やね?じゃあ移動しましょ。

Y:皆さんはメリーゴーランドの西にある観覧車に向かいました。辿り着いたそれは何の変哲もない観覧車です。パステルカラーのゴンドラにはそれぞれ可愛らしい動物やお花のイラストが描かれてます。いかにも子供が喜びそうな外装です。

L:ワァイ

Y:あ、高校生って子供カウントでええんや。内装もおんなじようにファンシーです。見た感じ変わったところはないよ

S:スタンプは?

Y:できるだけ動かんと集めようって魂胆やね。あげへんよ

S:だと思った

T:ダメ元だな

A:仕方ない、乗りましょ。

Y:冷めとるねー。はい、じゃあ幸運振ってください

L:え?

 

当麻寺忍(30)>61 失敗

リーザ・一ノ瀬(55)>35 成功

神田川匡(35)>79 失敗

桃木野朱(35)>29 成功

 

A:また?

Y:はい、じゃあビビって過敏になってる男二人は、乗った途端なにかに見られてるような感覚に陥ります

S:嫌な予感しかしねえ

L:外の景色は?

Y:んー、真っ暗やね。誰か目星振る?

L:女神アタシに厳しいからやめとく

S:俺が振るわ

 

当麻寺忍(60)>17 成功

 

Y:成功やね。しかしまあ、見えるのはアトラクションの光がぽつぽつって感じで、他の建物や街灯りは見えへんよ

S:振り損

Y:そうこうしてるうちに観覧車は一周回るよ。回りきったと思った瞬間、皆さんは窓の外に大きな目玉を見ます。暗闇の中に浮かんだそれは視線を明らかにこちらへ向けています。何を考えているかわからない。ただ、恐ろしくて射抜くような視線。

Y:当然のように、0/1d6のSAN値チェック

 

当麻寺忍(29)>40 失敗 1d6>4 29-4=25

リーザ・一ノ瀬(55)>86 失敗 1d6>6 55-6=49

神田川匡(34)>8 成功

桃木野朱(35)>95 失敗 1d6>2 35-2=33

 

アイデアロール

リーザ・一ノ瀬(85)>23 成功

 

一時的狂気

1d10>3 肉体的なヒステリーあるいは感情の噴出

 

L:やっぱり!ほら!女神厳しい!

A:最初の犠牲者が…

Y:リーザちゃんRPどうぞ

L:怖くてギャン泣きしてます

A:あたしが付き添うわ

Y:じゃあ匡さん以外は恐怖し、リーザちゃんは大泣きしています。逆に匡さんどうしたんやろか。

T:多分前髪が邪魔でよく見えなかったんじゃねえかな

S:便利

Y:何はともあれ、4人は無事スタンプをひとつ手に入れました。

【スタンプGET!!】

 

A:次はSLへ行くわ

Y:なんで?

A:正体不明のものより分かってるモノに行きたくない?

Y:(聞かれても)

S:いいぞ、そうするか

L:うええん

T:これいつまで泣いてんだ?

Y:もうちょい

L:ちくしょううえええん

 

Y:さて、4人はミニSLへとやってきました

S:ミニSLってなんだ?

T:なんかあれだ、小さいSLに乗ってゆっくり走るやつ

Y:説明するて。それは空色のかわいらしいSLで、小さなコースをぐるりとめぐるだけの簡単なもの。トンネルや丘があり、走りきると10分くらいかかります。

S:乗るのか?一ノ瀬泣いてっけど

L:もうやだうえええん

T:乗らねえとスタンプ貰えねえんだろ?

Y:乗るんやね?

A:仕方ないわ

Y:はい、じゃあ4人はミニSLに乗りました。途中にはつくりものの動物が配置されてたりして、地味に楽しいです。あっという間に4人はコースを一周しました。

S:……えっ?

Y:はい、どうしはる?

T:スタンプは?

Y:ないよ

A:……つまり、全部のアトラクションでスタンプが貰えるわけじゃないの…?

Y:そゆことやね

L:うええん

Y:あ、リーザちゃんそろそろ戻ってきていいよ。ミニSLに癒やされたってことで

L:ちくしょう!!!

S:さっきの流れからすると次はカップか?

T:そうなるな。どのアトラクションでスタンプがもらえるかわからん以上、全部潰して行くしかないだろ

A:何もないといいけれど

 

Y:じゃあ、皆さんはコーヒーカップにたどり着きました。見慣れた食器の形をとした遊園地の定番の乗り物です。カップは(1d3+3=3+3=6)6つあります。構造は3~4人が座れるベンチがカップ内部に取りつけてある、まー定番のものです。特に変わった感じはしません。

S:目星!

Y:振ってもええけど何もないで

T:乗るしかねえんだろ…

A:一人一つ?

L:なんだ?どんだけ回せるか勝負でもすんのか?

Y:お、ええで?

S:しねえよ

T:でも変に分かれても気まずいだろ

A:それもそうね、全員で一つに乗りましょうか

Y:(なんやおもんないの)

Y:はい、じゃあみなさんCON*5対抗ロールです

S:何のロールだ?

Y:ええから

T:嫌な予感しかしねえ

 

当麻寺忍(45)>4 クリティカル

リーザ・一ノ瀬(55)>85 失敗

神田川匡(30)>23 成功

桃木野朱(55)>98 ファンブル

 

A:何なの今日は

S:おいクリティカルだ何かくれ

Y:えーそやなあ、じゃあ回転の刺激で忍さんは次の小説のネタを思いつきました

S:やったぜ

Y:リーザちゃんと朱さんは乗り物酔で次の行動にマイナスやね。あとついでに朱さんはよろめいてカップから出る時壁に膝を強かにぶつけましたHP-1

A:あらやだ

T:スタンプは?

Y:ないね

T:さっさと次行くぞ

Y:諦め早いわあ

T:ゴネても仕方ねえんだろ?ここからだとこのハンマーみたいなやつ見えるんじゃねえのか?

Y:分かってきましたねえ。そうですね、ここからやとあれがフリーフォールだってことがわかります。

L:垂直落下のやつか

Y:それ。どうする?

S:さっさと行くぞ。多分それ行かねえとスタンプは貰えないんだろうから

Y:じゃあ移動します

 

Y:さあ、皆さんはフリーフォールにたどり着きました。身長制限があるようです

A:平気?

Y:何が?

A:SIZ

Y:ああ……うん、忍さんでも大丈夫

S:おい

Y:あはは、じゃあ乗りはる?

L:乗らねえとダメなんだろ知ってる

Y:そやね。じゃあ皆さんはフリーフォールに乗り込み、しばしの浮遊状態を楽しみました。

【スタンプGET!!】

T:SAN値は減らねえのか?

Y:正気削られるほどのフリーフォール味わいたいんかな?

T:遠慮します

 

Y:さて、今度はジェットコースター行くんかな?

A:そうね、気は進まないけれど

S:そうだな、気は進まねえが

Y:そう言わんと。じゃあ皆さんはジェットコースターの前に来ます。高所恐怖症の人は真っ青になるであろう山あり谷ありのレールが見えます。ゴール付近には一回転する箇所があるようでした。車体は赤いスポーツカーのようなかっこいいデザインです。

Y:皆さんはその車体に乗り込み、ゆっくりとレールを進みます。頂上まで昇りきり、落ちる直前に見た光景には、地面がなく、暗闇でした。その中に真っ逆さまに落ちていく感覚。0/1d6のSAN値チェックです。

L:やっぱりな!!

 

当麻寺忍(25)>47 失敗 1d6>6 25-6=19

リーザ・一ノ瀬(49)>29 成功

神田川匡(34)>5 成功

桃木野朱(33)>19 成功

 

アイデアロール

当麻寺忍(70)>27

 

一時的狂気

1d10>8 周りの者の動作/発言を反復する

 

S:んなっ!!

Y:まあ頑張ってください

L:よっぽどジェットコースターが怖かったんだな

S:怖かったんだな

A:?

T:そういう狂気なんじゃねえ?

S:そういう狂気なんじゃねえ!?

Y:頑張ってください

S:頑張ってください!!

Y:あ、僕の発言は反復せんでいいです

 

Y:さて、皆さんは地図の文字はわからなくとも、記号の数と照らし合わせ、最後のスタンプのある場所だと思われる場所に行くことにしました。どうやら道が二つに分かれています。片方は近道で、もう一方は遠回りの道だと思われます。

L:遠回りの方がよくねえ?

A:何で?

L:だって近道してすぐ次のアトラクションについたらほら…

S:ほら…ほら…

T:ああ、当麻寺が狂気のまま突っ込むことになるかもな

S:ことになるかもな!なるかもな!

(こういう狂気で合ってるのか不明)

A:ああ……じゃあ遠回りするわ。その間に正気に戻ってちょうだい

S:戻ってちょうだい!

Y:あはは、せやね。

Y:遠回りの何故か道は薄暗く、その中を歩き続けなくてはなりません。『何かが現れるのでは……』という恐怖におびえながら進みます。

L:えっ

S:えっ

Y:いや、SAN値チェックはないよ

A:ほっ

S:ほっ

Y:さあ、最後のアトラクションが見えてきたよ。どうやらカラクリ屋敷のようです。あ、忍さん正気に戻ったことにしよか

S:屈辱だ

Y:さてカラクリ屋敷の中に入ると中は全体的に薄暗く迷路のようになっています。通り道には何やら機械仕掛けの人形や歯車などが展示してありますが、今は動いていないようです。

Y:更に進んで行くと道は三本に分岐していました。それぞれ扉がついています。みっつとも同じような木製の扉で、手をかければ問題なく開くと思われます…が、どうする?

T:目星は?

Y:いや、何も変わったところはないね

A:もうこれは運ゲーなんじゃないかしら

Y:まあそやね。まあなんとかして決めて

S:じゃあそれぞれ担当決めて、1d100で一番数字が小さかった扉で進むとかは?

Y:それでもええけど

T:異論はないな

L:じゃあアタシが右担当で

A:あたしは真ん中にしようかしら

T:俺が左だな

Y:忍さんはどうするん?

S:見てる

Y:……そやね。じゃあ振ってええよ

 

リーザ・一ノ瀬(右)>100 ファンブル

桃木野朱(中)>85

神田川匡(左)>37

 

L:何なの!?

Y:じゃあ左に行くんやね。リーザちゃんは他の扉に気を取られて壁に激突しました。HP-1

L:ぎゃんっ

Y:左端の扉を開けた途端、眩しさに目を閉じてしまいました。少しすると眩しさにも慣れて来ますが、依然として目を細めていなければならないほど。その床には、点々と血の跡がありました。それをたどっていくと、全身の血を吸われた人間の死体が転がっています。

T:え

Y:0/1d3のSAN値チェックです

 

当麻寺忍(19)>12 成功 減少なし

リーザ・一ノ瀬(49)>49 成功 減少なし

神田川匡(34)>83 失敗 1d3>3 34-3=31

桃木野朱(33)>47 失敗 1d3>2 33-2=31

 

A:そりゃあ死体なんて見ればそうなるわ

T:狂気組はもう慣れちまったのか?

L:慣れたくねーよ

 

Y:先には扉があります。どうやら出口のようです。そこから出た皆さんは逃げるように走っていくと、突然道が無くなり、暗闇に放り出されます。何も見えない。……いや、光るものはある。――あれは、なんだ?

Y:人間の瞳に似た複数の眼が、探索者たちに向きました。人間に似た、いや、もっと恐ろしい何か――グールです。グールは(1d3+1=2)2匹います。

T:おい戦闘持ってないぞ

Y:まあ慌てんと、先ずは0/1d6のSAN値チェックです

 

当麻寺忍(19)>16 成功

リーザ・一ノ瀬(49)>99 ファンブル 1d6>4 49-4=45

神田川匡(31)>29 成功

桃木野朱(31)>87 失敗 1d6>2 31-2=29

 

Y:ンンー??

L:もうやだ!!かえる!!

S:逃走の狂気は出てないぞ一ノ瀬

Y:じゃあ女性組はそのあまりの恐ろしさに怯えます。リーザちゃんは……どうしよう

L:もうやだよママァ…

Y:じゃあリーザちゃんはあまりの恐怖に忍さんに「ママ」と呼びかけて恥ずかしい思いをします

S:俺も恥ずかしいヤツじゃねえか

L:ぜってーやだ!

Y:恨むなら女神をね。しかし、グールたちが襲ってくる気配はありません。何やら一心不乱に貪り食っているようです。どうする?攻撃したら戦闘できるけど

S:にげます

Y:ですよね

Y:無我夢中でそこから逃げ出せば、気がついた頃には出口に立っています

【ラストのスタンプGET!!】

 

Y:スタンプを集め終わり、入場口へと向かうとそこには【スタンプを集めたら用紙はここにおいてね】と記されたスペースが存在します

T:入場口なんてあったのか

L:用紙を置くぞ

Y:用紙を置くと、どこからか笑い声が聞こえてきます

 

「楽しかったかい? また遊びにおいで」

 

Y:その声を聞いた途端、PLの意識は次第に遠ざかっていき、次に目を覚ますと辺りは明るく、ベッドの上に横たわっていました。それは確かに自分の部屋のベッドであり、数時間前に自分が眠りについた場所です。

Y:先ほどまでのことは夢であったはずだ。それはわかっています。しかし、先ほどのリアルな体験をただの夢として一笑することはできません。いまだ、寝覚める直前に聞いた笑い声は皆さんの耳の奥に残っていました。不気味な声が忘れられません。両手が意図せずに耳を覆っていました。

Y:はい最後のSAN値チェックです。0/1d3

 

当麻寺忍(19)>99 ファンブル 1d3>3 19-3=16

リーザ・一ノ瀬(45)>95 失敗 1d3>1 45-1=44

神田川匡(31)>62 失敗 1d3>1 31-1=30

桃木野朱(29)>74 失敗 1d3>2 29-2=27

 

Y:なんでそんなにファンブるの?

S:俺が聞きてえよ

Y:どうしよう、忍さんおねしょでもしとく?

S:勘弁してくれ

Y:じゃあ忍さんは夢の中で折角思いついたアイデアを忘れました

S:プラマイゼロ

 

Y:後日、噂の遊園地に行く場合はどうぞ気をつけて。それはきっとあの夢で見た場所にそっくりだから。もしかしたら、もう戻って来られないかもしれない

それではまた、楽しく遊んでおいでね

Y:ということで皆さん、シナリオクリアです

S:散々だった

L:まさか発狂するとは

Y:発狂しやすそうなシナリオ選んだもんね

T:初心者相手になんつーKPだ

Y:あ、報酬あるよ。1d10のSAN値回復です

 

当麻寺忍>2 16+2=18

リーザ・一ノ瀬>7 44+7=51

神田川匡>1 30+1=31

桃木野朱>9 27+9=36

 

S:なんなの?

Y:忍さん大丈夫?次とかでロストせえへん?

S:俺が一番不安だ

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